こんな場面でiPhoneを。~卒業式で

2010年03月17日

とある大学からこんな問い合わせが来ました。
「卒業式を行う会場の都合でスクリーンへの投写が出来ないことがわかりました。
何かいい方法はないでしょうか?」・・・と。

卒業式まであと1週間。
担当の方はちょっと焦っていたようです。

音声を飛ばして別の場所での入力ではなく、
同じ場所での入力をしたい。とのことでした。

先方の所持されているものを確認したところ、
iPhoneをお持ちだということなので、
無線ルーターを使用してのwi-fiでのiPhone表示をお勧めしました。

ITBCはPEPNet-Japanさんの講習会で使ってみたことはあるということでした。

入力は1人入力とのことだったので、
ITBCで、入力と配信。
パソコン1台と無線ルータがあれば出来ます。
(簡単なシステム説明はこちらをご覧下さい)

早速試してみていただけたようですが、
会場側からマイクと混線すると困るので、無線LANはやめてほしいと言われた、と再度のお電話。
(サマライズでは無線LANがマイクと混線したことは過去の経験上ありませんが…。)

無線LANがNGならば、表示はiPhone3GでもOKですが、
入力側が問題です。
幸い、モバイルカードをお持ちとのこと。
モバイルカードを使って、iPhoneへの配信が無事出来ました。

先方から
「会場の都合でスクリーンへ映写する形でのパソコン
ノートテイクが難しくなり、焦っておりましたが、
何とかなりそうで安心いたしました。
むしろ、大会場での通訳手段としては、スクリーンの文字が見える位置に
座席を限定することをせずにすむため、
「卒業式は友人と一緒に出席したい」という利用者
の思いを叶える優れた方法だと思います。」
とご連絡を頂きました。

私たちが活動している中でも、座席を限定されないのが
良いというご感想をよく頂きます。
また、思春期のお子さんの中には
自分のためにスクリーンを立てられるのがイヤだというお子さんもいらっしゃいます。

様々なニーズに応えられる、そんなシステムなんだと実感しました。



Posted by h20sama at 15:22│Comments(0)

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